靴底の修理

ヴィッチーニ(VICINI)サンダル靴底修理

VICINI靴底修理

ヴィッチーニ(VICINI)の革底のサンダルを履いた時に靴底が滑りやすかったりして困った事はありませんか。

この記事では女性に人気のヴィッチーニのサンダルを歩く時に滑りにくく、かつ靴底を雨の日から保護する方法をご紹介します。

ヴィッチーニ(VICINI)のサンダルが人気の秘密

シンプルなデザインで人気のヴィッチーニ(VICINI)のサンダル。

人気の秘密はシンプルなデザインだけでは無く、靴底と中敷き部分が全て革(レザー)で作られているからではないでしょうか。

全て革(レザー)で作られているとどのようなメリットがあるのか?

それは革の特徴である足馴染みの良さにあります。

革は使い込む程に、しなやかになり、足の裏に馴染んできます。

ほんの僅かですが、歩く時に力のかかる部分は少しずつ沈み込んできて足の裏の形に近づいてきます。

それはまるで自分だけにあつらえられたフットベットのようになってきます。

中敷き部分が足の裏の形に近づく事で、歩く時に靴と足がズレにくくなり、安定して歩けるようになります。

その為トングサンダルのように、ストラップが一本しかななく、歩く時に不安定ではないかと思われがちなデザインでも履きやすいのです。

以上のような革のメリットを存分に生かしたヴィッチーニのサンダルを長く愛用して頂けるように是非これから述べる履き始める前のメンテナンス方法を参考にして頂ければ幸いです。

ヴィッチーニ(VICINI)サンダル靴底修理前

ヴィッチーニ(VICINI)靴底修理前

中敷きを包み込むように作られた靴底は、靴との一体感が得られるデザインで足元をスマートに演出したい女性にはとても嬉しいかぎり。

綺麗な革底ですが、このままの状態で外で履くには不安な点が2つ程あります。

一つ目は、靴底が滑り止め加工のないフラットな形状ですので滑りやすい事。

二つ目は、革底の靴は雨の日に弱い点です。

この二つの不安点を同時に解決する方法があります。

しかも30分程の時間で。

それは、革底に薄いラバーシートを地面に接する部分にだけ貼る方法です。

靴修理を経験した事がある方には馴染みの方法ですが、初めて革底の靴を購入して靴底が滑る事に悩まされていた方にとって、知っておきたい情報の一つではないでしょうか。

ではラバーシートで靴底を補強すると、どのように仕上がるのか見て見ましょう。

ヴィッチーニ(VICINI)サンダル靴底修理後

ヴィッチーニ(VICINI)靴底修理後 ヴィッチーニ(VICINI)靴底修理後2

靴底を薄い横ラインの入ったラバーシートで補強しました。

ラバーシートで補強しても革底のしなやかさが犠牲にならないように今回は横ライン加工の施されたラバーシートをセレクトしました。

溝の入っていないフラットなラバーシートと比較して、横ラインが入っている事で屈曲性がとても良く、女性の履かれる薄い靴底の柔らかさをそのままに、靴底を補強出来ます。

サンダルのように足を固定するストラップが最小限にデザインされている靴は、靴底の屈曲性がとても大切です。

屈曲性が大切な理由は、歩く時に柔軟に靴底が曲がる事で、最低限のストラップしかなくても靴が脱げる事なく履けるのです。

靴底がラバーシートで補強された事で靴底も滑りにくくなり、安心して歩けるようになりました。

革底の靴を履き始める前にラバーシートで補強するもう一つのメリットが、濡れた路面を歩いた時に靴底が波打つように変形してしまう事を予防出来る事です。

革は水に濡れると、とても柔らかくなり、変形しやすくなる特徴があります。

変形しやすくなった革底は、歩く度に変形していき、綺麗だった靴底のコバのラインが波打つように変形してしまうのです。

変形してしまった靴底は履きにくくなるだけではなく、靴が壊れやすくなる原因にもなります。

ラバーシートを靴底に貼る事で革底が濡れるのをある程度防ぐ事が出来るので、靴底の変形を防ぐ事が出来ます。

革底は足に馴染み履きやすく、靴本来の役割である履きやすさをユーザー様に提供してくれる最高の素材ですが、革底のデメリットも理解して頂き、天候によって使い分けて頂く等、上手にお付き合い頂ければと思います。

お客様
お客様
お洒落な靴やシンプルでスマートなデザインの靴は革底の靴が多いわね。
革底をプレメンテナンスせずに履いていた時もあったけど、今は断然靴底をラバーで補強してから履き始めるわ。だって滑らなくなるし、靴が長持ちするようになるもの。
スタッフ
スタッフ
革底の靴はとてもお洒落で気品があるので大切に履き続けて欲しいですね。
パーティーの時など年に数回しか履かないような靴でしたら、革底のまま履かれても大丈夫なのですが、ローテーションに組み込んでお履きになるようでしたらラバーシートで靴底補強を強くお勧めします。靴底をプレメンテナンスしておく事で雨の日が多い日本でも安心して履けるようになりますよ。

履き始める前の靴底メンテナンスは、こちらの記事も参考にしてください。

ヴィッチーニ(VICINI)サンダル靴底修理まとめ

ヴィッチーニ(VICINI)のサンダルは靴底をラバーシートで補強してから履き始めるのがおすすめ。

靴底が滑りにくく、靴底が磨り減りにくくなるので、靴が長持ちするようになります。

修理時間・料金

修理時間 30分から

修理料金 ¥2640(税込)から

※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。

※修理料金は使用する材料、靴の状態により変わります。

当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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東京都に11店舗、埼玉県に6店舗の靴修理店ウィンリペアです。パンプスやビジネスシューズ、スニーカーなど靴底がすり減った時の修理や中敷き交換、サイズ調整を取り扱っているお店です。履きやすくなったあなただけの靴を心を込めてお直しいたします。
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