【履き心地が最高】クレープソールの靴底修理
最近は靴の底材に使用される素材が進化して地面からの衝撃を和らげる優れたものが沢山あります。
長時間歩かれる営業の方や、1日中立ちっぱなしの販売員の方々にとって靴底が衝撃を吸収してくれるのは、大変助かります。
靴底の素材が違うだけで、1日の疲れ具合が全然違った物になりますので、靴を選ぶ上でとても重要な要素です。
履き心地が良く、クッションが効いた素材の一つに、クレープソールがあります。
天然の生ゴムを靴底に適した状態に加工した素材です。
履き心地の柔らかさは他の追随を許さないほど。
まるで素足でふかふかの絨毯を歩いているような感覚です。
足の裏にトラブルをかかえた時にクレープソールの靴を履いた事があるのですが、普通の靴に比べてトラブル箇所が大分楽になった経験があります。
足裏は体重を受け止めてるところですので、靴底にどのような素材を選ぶかは重要ですね、
そんな履き心地が最高のクレープソールの靴ですが、やはり暫く履いていると靴底が磨り減って薄くなってきます。
今回はクレープソールが磨り減った場合の修理がどのように出来るのかご紹介します。
クレープソールかかと修理前
かかとの斜め後ろが5から6ミリほど磨り減った状態です。
これ以上磨り減りますと歩いていて滑りやすくなり、安心して歩行出来ませんので早めにメンテナンスします。
磨り減った部分をグラインダーでフラットに整えてから、新しい素材を取り付けます。
クレープソールかかと修理後
同じクレープ素材6mmのシートをかかとに取り付けます。
これで、かかとの部分がフラットな状態になり、新品の時のような履き心地が復活します。
側面の部分は黒く着色して修理した部分が他の部分に馴染むように仕上げます。
クレープソールつま先修理前
かかとが磨り減っていると同じように磨り減るのが、つま先です。
つま先の磨り減りを修理する場合は、同じクレープの素材で修理する方法と、つま先専用のラバーで修理する方法があります。
今回はつま先の磨り減りにくさを重視して、ラバーの素材を使用します。
クレープソールつま先修理後
少し解りにくいのですが、つま先の部分にラバーの素材を取り付けました。
つま先の磨り減りを修理する事で、甲革(アッパー)まで磨り減るのを予防出来ます。
つま先を修理するタイミングですが、かかとの部分を修理するタイミングで一緒に修理するのがベストです。
修理屋さんで、かかと修理する時につま先や靴底のメンテナンスを一緒に進められる事がありますが、つま先や靴底の修理のタイミングとしてはベストな時だからなんですよ。
履きやすい靴で大切にしたい靴は、是非かかと修理の際につま先や靴底の修理も検討してみてはいかがでしょうか。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア花小金井
住所 東京都小平市花小金井1-8-3 いなげや花小金井駅前店2階
電話番号 042-462-9001
営業時間 10時から20時
休憩時間 13時から14時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
クレープソールかかと・つま先修理まとめ
クレープ素材の靴底が磨り減った時は修理出来るのでしょうか?
また、元々の素材と同じクレープ(生ゴム)の素材で修理出来るのでしょうか?
ご安心下さい。クレープソールの靴底が磨り減った場合は、同じクレープ素材を使用して履き心地を犠牲にする事なく修理する事が出来ます。
修理内容 クレープかかと交換・つま先修理
修理時間 2時間から
修理料金
婦人かかと修理クレップ¥2000(税抜き)から
婦人つま先修理 ¥1200(税抜き)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。