フェラガモかかと交換

【サルヴァトーレ・フェラガモ】ウェッジソールかかと修理

この記事ではフェラガモのウェッジソール、かかと修理をご紹介します。

コルク柄のウェッジソールは夏のファッションに合わせやすく、人気があります。

特にフェラガモのウェッジソールは、トップから靴底方向にかけて絞り込んだラインがとても綺麗で、履いた時に足元のラインがとてもエレガントになります。

素晴らしいデザイン、フェラガモのウエッジソールを修理して大切に履き続けられる方法をご紹介します

ウェッジソールが誕生した背景

ヒール部分が高くても歩く時に安定感があり女性に人気のあるウェッジソールの靴ですが、どのような経緯でこのようなデザインが生まれたのでしょうか?

最初にウェッジソールを世に送り出したのが、今回も実際に修理してご紹介するサルヴァトーレ・フェラガモなのです。

ウェッジソールが生まれた背景は戦争で靴を作るための材料が手に入りにくくなった為だそうです。

しかし材料が手に入らなくて悩んでばかりではなく、それならばと手に入りにくくなった材料の代わりにコルクを使用した靴を作ります。

これが現代でも普遍の人気を誇るウェッジソールが誕生した瞬間です。

材料が手に入りにくい時代でもなんとかして顧客のために靴を作り続けるのだという不可能を可能にする情熱的な姿勢が、今の時代でも多くの顧客に愛され続けている一つの理由のように感じます。

靴が誕生した歴史を知るとその当時の時代背景と物作りに込められた作り手の思いがわかりより一層靴に愛着がわくのは私だけではないと思います。

【フェラガモ】ウェッジソールかかと修理前

フェラガモ・ウェッジソール修理前
フェラガモ・ウェッジソール修理前2

左足かかとのゴムが外れてしまい、プラスチックの本体が少しだけ削れています。

かかとのゴムが小さい物は、路面の段差などに引っかけてしまうと外れてしまう事があります。

そんな時は、なるべく早めに靴の修理屋さんで、かかとのゴムを付け直してもらいましょう。

かかとのゴムが外れてしまうと、ヒール本体にダメージが広がる事の他に、歩いている時にとても滑りやすくなりますので注意が必要になります。

今回の修理では、左足のヒール本体が少し削れておりますので、右足と高さを合わせる為に削れた部分を補充してから、かかとのゴムを取り付けます。

フェラガモ・ヒール本体削れを修理

上の写真がヒール本体の削れた部分を補充した後になります。

コルク柄のウェッジソールのデザインをなるべく崩さないように、革を補充しました。

コルクを使用して補充も検討したのですが、一番力のかかる部分ですので硬さのあるBends(ベンズ)と呼ばれる背中の部分の革を使う事にしました。

主に靴底に使われている革になります。

斜めに削れていたヒールのゴムを取り付ける部分が、平らになったのがわかると思います。

かかとのゴムを取り付ける前処理が終わりましたので、かかとのゴムを取り付けていきます。

【フェラガモ】ウェッジソールかかと修理後

フェラガモ・ウェッジソールかかと修理後
フェラガモ・ウェッジソールかかと修理後2

皆様が気になるのは、ヒール本体に補充した部分の仕上がり具合ではないでしょうか?

ヒール本体にはコルクのシートがはってあり、靴クリーム等を使って色を馴染ませる事が出来ないので、ヤスリで削る力加減のみで風合いを調整しました。

コルクシートの部分は油分のある靴クリームを塗布すると染みになったりしますので注意が必要ですので、お手入れする時は注意して下さいね。

フェラガモ・ウェッジソールかかと修理後3

仕上がった部分のアップ画像です。

革を当てた部分は若干色合いが明るいですが、数回履かれる事で革が日焼けして、良い感じに馴染んでくると思います。

かかとに取り付けたゴムは、今回フランス製の材料をセレクトしました。

程よい耐久性がありながら、履いた時に硬さをあまり感じない素材になります。

これで気持ち良く、素晴らしいデザインであるフェラガモ・ウェッジソールの靴をお履き頂けます。

【フェラガモ】ウェッジソールかかと修理まとめ

ウェッジソールのかかとゴム交換は、ヒール本体にダメージがない状態であれば通常のかかと修理のように比較的簡単に修理する事が出来るのですが、今回のケースのように、ヒール本体に少しダメージがある場合はお時間を頂いて直します。

ウエッジソールの側面のデザインや色合いも様々ですので、出来るだけデザインを損なわないように修理します。

今回ご紹介したコルク柄のデザインの靴も修理した部分が目立たないように修理出来ます。

これから夏を迎えるにあたって昨年愛用したウエッジソールの靴を履かれる事もあると思います。

かかとの部分が擦り減っていて、ちょっと気になるような靴がありましたら、今回の記事を参考にして修理してみては如何でしょうか。

修理時間・料金

修理時間 2時間から

修理料金 ¥1600(税抜き)から

※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。

※修理料金は使用する材料、靴の状態により変わります。

修理実施店舗

店名 ウィンリペア神田

住所 東京都千代田区鍛冶町2−11−22

電話番号 03-5296-5377

営業時間 10時から19時

土、日、祝日はお休みを頂いております。

当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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