靴底の修理

【ヌオーヴォ NUOVO】お洒落にカラーソールで靴底修理

ヌオーヴォ・パンプス

ここ数年、これまで黒か茶色が殆どだった靴底ですが、赤やピンクなどの様々な色合いの靴底が増えてきました。

ヒールの高い靴は後ろから見られた時に靴底が目立ちますので、綺麗な色の靴底をお洒落の一部として楽しむ事が出来ます。

この記事では、綺麗な色でカラーリングされた靴底のデザインを損なう事なく修理する方法をご紹介します。

気に入った色合いの靴だからこそ大切に履き続けたい

季節も春になると服装のカラーリングもパステルカラーを主体としたものに。

合わせる靴も春らしいピンクやミントカラーの靴に変わってきます。

ファブリックを作る技術が素晴らしく向上してきている現代では、とても綺麗な発色のバックや靴を購入する事が出来るようになり、ファション大好きな女性には嬉しい限りではないでしょうか。

パステルカラーのボトムスの時に黒や茶色の靴だと、ちょっと重いかなって時に重宝するのが同系色のパステルカラーの靴。

女性を華やかにする便利なアイテムです。

そしてやはり人気があるのが、パステルカラーのパンプスですね。

その中でもヒールの高いパンプスを履きたいけれど疲れる靴は嫌!という女性の切実な悩みを解決するのが、靴底がちょっとだけ厚底になっているパンプスです。

足に負担をかけずに、しっかりお洒落を楽しみたい女性に大好評。

例えば高さが9cmのヒールでも厚底の部分の厚みが2cmあれば、7cmのヒールを履いた時の履き心地と同じになります。この差はとても大きい。

無理に高い靴を履くと外反母趾等、足のトラブル原因にもなりますので、足に負担をかけずにヒールの高い靴を履ける事はとても重要だと思います。

厚底の靴を履かれる時の注意すべきポイント

ヒールの高い靴をなるべく楽に履きたい女性にとって、救世主のような存在の厚底パンプスですが、注意しなければいけないポイントがあります。

それは、一般の方は気づきにくいポイントになるのですが、アウトソールと呼ばれる部分が普通のパンプスやサンダルと同じ厚さしか無い事。

通常のパンプスは靴底が擦り減ってくると、地面の感触が直に足裏に伝わって不快感を覚え、そろそろ靴底を修理しなければいけない時期だと気が付くのですが、厚底の場合は靴底が薄くなってきても不快感なく履き続ける事が出来るので、修理のタイミングを逃してしまう事もあります。

厚底のパンプスは楽に履けて地面からの衝撃などを感じにくいメリットがある一方で、靴底が磨り減って薄くなってきている事に気が付きにくいデメリットがあります。

アウトソールがそんなに厚くないから、減りすぎないように注意しなければいけないのは解るけれど、簡単にデメリットを解決する方法はないのでしょか?

厚底の靴のデメリットを解消して快適に履く方法

デメリット解消の為に靴底を薄いラバーシートで補強して、靴底を磨り減り難く出来ます。

しかも靴底のお洒落な色も損なわないように。

靴のデザインを変えないように、そのままに修理出来るのは重要ですよね!

靴底をラバーシートで補強すると、元々のアウトソールをすり減りから保護しますので履きやすい快適な状態が長続きします。

そしてもう一つのメリットが靴底が補強される事で、厚底の横部分に巻いてある革や布の部分が地面と擦れて破れてしまう事を予防出来る事です。

厚底の横部分に巻いてある革などが擦れて破れてしまうと、修理ではなかなか綺麗に出来ない場合がありますので、事前に予防しておくのはとても重要だと思います。

それでは実際靴底がどのように修理されるのか見ていきましょう。

【ヌオーヴォ NUOVO】靴底修理前

ヌオーヴォ靴底修理前
ヌオーヴォ靴底修理前2

靴底のつま先部分と親指と小指が乗る部分が消耗しているのがわかります。

歩く時に力のかかる部分が消耗しやすいので、このまま何も対策せずに歩き続けると力のかかる部分だけが削れて薄くなってきて、靴底のバランスを崩してしまう状態になってしまいます。

一つの事例ですが、歩く時に外側に力がかかりやすい方は靴底の小指側が親指側より下に傾き、足が外側に逃げていくような感じになり、とても歩きにくくて困るといった悩みを相談される事もあります。

体をバランス良く真っ直ぐ立たせるために靴底はとても重要な部分なのですが、具体的にどうすればよいのでしょうか?

方法は簡単。

靴底に薄く、耐久性に優れたラバーシートを貼る事で靴底の消耗を予防し、快適に履けるようにします。

【ヌオーヴォ NUOVO】靴底修理後

ヌオーヴォ靴底修理後
ヌオーヴォ靴底修理後2

擦り減って靴底の色が所々削れてしまっていた所も綺麗なピンク色の靴底に復活。

靴底が磨り減って薄くなりかけていた部分もラバーソールで均一の厚さに整いました。

靴底を修理する場合、これまでは黒か茶色かベージュ色くらいでしか修理出来なかったのですが、vibram社が製品化したカラーソールでピンクやパープル、ミント等の綺麗な靴底もデザインを損なう事なく修理出来るようになりました。

この製品の嬉しいポイントは3つ。

  • 薄い1mmの厚さのため靴底が余計に厚くならずスッキリ仕上がる事。
  • 1mmしかない厚さでも耐久性は抜群
  • 滑りにくい製品ですので濡れた路面でも安心

まさに女性の為に開発されたソールと言っても言い過ぎではないと思います。

女性のパンプスで特にピンヒールタイプですと、歩く時に靴底の部分が滑りにくい事がとても重要。

カラーソールでお洒落に、靴底のバランスを整えて、靴底を滑りにくくし、安心して歩けるように一歩進んだ靴底のケアしてみませんか?

【ヌオーヴォ NUOVO】靴底修理時間・料金

修理時間 30分から

修理料金 ¥2980(税込)から

※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。

※修理料金は使用する材料、靴の状態により変わります。

靴底をケアして足のトラブル予防

靴のケアでトップリフト(ヒールの先端に取り付けてあるゴムの部分)を定期的に交換する重要性は皆様ご存じですが、靴底のケアの重要性はまだ理解されていないのが現状です。

家から駅まで歩き、電車で平均1時間は立ちっぱなしで通勤され、得意先を何件も回る営業の方には是非知って頂きたい事をこれから少々お話しします。

体力もあり足の疲れも回復しやすい頃は、履き物の重要性はなかなか実感出来ない為に足に負担をかけ続けて外反母趾等のトラブルを後に抱える事もあります。

足の骨は片足だけで28個にもなるそうです。複雑な動きを可能にするにはそれだけ多くの骨が必要になってくるのでしょう。

つまり、負担をかけてはいけない体の部分でもあるわけです。

ドイツでは足裏が健康にとても重要である認識がかなり前からあり、ウォーキングシューズ等はなるべく足に負担がかからないスタイルで作り、足裏が直接触れる中敷きにはフットベットと言われる足裏の形に整形された物が使われています。ビルケンシュトックやフィンコンフォートの中敷きにはフットベットが採用されているのは有名ですね。

こだわると靴の購入費用だけでもかなりの金額になり大変ですが、先ずは定期的に靴底を、購入した時と同じように平らな状態にキープする習慣をはじめてみませんか。

修理にかかる時間も数十分から数時間ですので、お買い物の前に修理を依頼して買い物が終わったら修理した靴を受け取ってお帰りになる事も出来ます。とても便利ですよ。

そして修理された靴は大変気持ち良く履けます。

新しい生活が始まる春の季節、靴を修理する新しい習慣を始めてみませんか?

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ウィンリペア
東京都に11店舗、埼玉県に6店舗の靴修理店ウィンリペアです。パンプスやビジネスシューズ、スニーカーなど靴底がすり減った時の修理や中敷き交換、サイズ調整を取り扱っているお店です。履きやすくなったあなただけの靴を心を込めてお直しいたします。
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