靴底のカスタマイズで自分だけのデザインに出来ます
靴修理は、磨り減った靴底を修理したり、剥がれてしまった靴底を接着し直す事だけではなく、靴底のカスタマイズが出来るもの魅力の一つです。
最近では、コンバースのカスタマイズや、ラバー底のブーツをダブルレザーソールに貼り替えて雰囲気をガラリと変えてみたりして自分だけのオリジナルシューズを楽しまれる方も増えてきました。
今までは作り手が作った物をそのまま履いていたわけですが、そこに自分の感性をプラスして靴をカスタマイズして、より自分のライフスタイルにぴったりな靴を愛着を持って履き続ける流れが広がってきています。
本来靴作りは、オーナーと作り手が相談しながらオーナーだけの一点物を作るのが主流でしたので、ある意味昔ながらのスタイルに戻りつつあるのかもしれません。
様々な物が使い手が心地よいようにカスタマイズされていく流れは今後ますます強くなっていくような気がします。
今回は靴底のカスタマイズをご紹介するのですが、靴底にも様々な種類がありまして、磨り減り難い耐久性重視の素材、クッション性を重視した柔らかい素材、過酷な環境で履いても路面をしっかり捉える滑りにくい素材などがあります。
お客様によって靴を履かれる時に重要視する事は様々ですので、お客様のライフスタイルをヒアリングして最適な材料をセレクションします。
靴の製法も様々あり、その製法に適さない靴底もなかにはありますので、靴底をカスタマイズする際にはその点に注意しながら作業を進めていきます。
カスタマイズされた靴は、以前とは違った履き心地と機能性をオーナー様に提供します。
靴のもう一つの楽しみ方です。
それでは早速靴底のカスタマイズがどのようにされるのか見て行きましょう。
【コールハーン】オールソール前
靴底に元々クレープソールが使われていた靴ですが、ある程度年数が経った事で接着が弱くなり、靴底が剥がれてしまった状態です。
厚い絨毯の上を歩いているかのような上質な履き心地を提供するクレープソールの靴底ですが、何年かすると剥がれてしまう事があります。
同じクレープソールでオールソールする方法もあるのですが、今回はクレープソールと同じような履き心地が得られ、軽い素材のvibramモールフレックスを使って靴底をオールソールします。
クレープソールの弱い部分だった路面のグリップ力もアップして、より機能的になります。
【コールハーン】オールソール後
ステッチダウン製法の雰囲気を崩す事なくきまっています。
ホワイトの靴底がアクセントになり、以前とは違った靴の表情になりました。
濃茶のセンターシームのデザインのアッパーが以前よりも引き立っているように感じます。
オーナー様だけのカスタマイズされた愛着の持てる靴の誕生です。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア多摩センター
住所 東京都多摩市落合1-44丘の上プラザ3階
電話番号 042-339-5045
営業時間 10時から20時
休憩時間14時から15時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
コールハーン・オールソールまとめ
靴底の寿命がきた場合は、以前と同じ素材を使用して修理する方法もありますが、より自分のライフスタイルに合った靴底に変更する事も可能です。
もう少し軽さが欲しいとか、少しごつくしたいとか。
ライフスタイルにマッチした靴はオーナー様の生活の質をより上質な物にします。
ウィンリペア多摩センターではオーナー様の靴をもう少し良くしたい希望をかなえるお手伝いを致します。
修理内容 vibramオールソール
修理期間 3週間から
修理料金 ¥15000(税抜き)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。